ダイビングログ

【熱海・海底遺跡】仙人現る。ー その1

ついに、念願の熱海の沈没船ダイビングの機会が訪れた。
今まで熱海のクローズや急な用事で何度も流れていたので、期待が高まる。

今回も現地のダイビングショップに直接申し込みをし、相方ケンジと私は現地へ向かった。


現地に着くと、白髪の長めの髪を後ろで一つに結び、髭をはやした漁師風の男性がいた。なんだか仙人のようにも見える。

 

「今日は私がガイドします。」

 

あっ、そうなの。
失礼ながら、そうだとは思わなかった(笑)

「よろしくお願いします。」と3人で挨拶をし、今回のダイビングのブリーフィングを開始する。

が、ほどなくして、話はダイビングから逸れていった。

 

「熱海にはですね、海底遺跡がありまして・・・」

 

へ!!!そんな話聞いたことなかった!!!
今まで何度か熱海では潜っていたのに、初耳だった。

 

仙人は次から次へと詳細な海底の資料や、奈良時代に描かれた温泉図彙を取り出した。

 

「この辺りに神社の形跡がありまして、石畳や灯篭も・・・」

「わーーー!!まじですかーーーー!!」

 

この手の話が大好きな相方ケンジは顔をキラキラさせて、仙人の話に喰らいついている。こうなるともう話は止まらない。

 

 

実はこの仙人風の男性、ダイビングショップ代表のダイバーであり、熱海海底遺跡第一発見者、「熱海海底遺跡保存会」主催の國次秀紀氏であった。

國次氏は熱海に海底遺跡だけではなく、耳抜きや潜水病についても独学で相当に研究しているようで、話は海底遺跡から耳や肺の構造の話から右脳左脳までに及んできた。

 

やばい。
そろそろ話が理解の範疇を超えてきた。

 

相方ケンジも海底遺跡の時とは違い、顔がぼんやりしている。

 

一通り話し終わった後、國次氏は、
「私、変人ですから。」と、言った。

 

はい、言われなくてもわかります(笑)。

 

 

國次氏は、自分の作成したホームページに研究の詳細を全て掲載しているからぜひとも見てくれ、と何度も言った。

 

待てよ。

きっとそのホームページは、
文字が流れたり点滅したり、
アクセスカウンターがついていたり、
掲示板が併設されているのだろうな・・・

そのイメージは、相方ケンジとも完全にシンクロしていた。

 


実際見てみると、まさにそのイメージ通りで、
且つ情報量の多さと相まってカオス感に驚く。

内容は非常に興味深い。

だが読んでも読んでも永遠に終わらない。
自分がどこにいるのか全然わからなくなる。
リンクを貼るにも、どのページにしたら良いのかもわからない。

 

とりあえずここだろうか・・・

→ 熱海の海底遺跡保存会

 

それにしても、なんて面白い出会いだったのだろう。
だからダイビングはやめられない。

(その2に続く)


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