→ 初めてのドライスーツ その2【ハプニング続きで、残圧0(ゼロ)】の続き
水中で絶望的に不器用な私の今年冬の人生の課題は「ドライスーツを使いこなすこと」、といえる。
ようやくダイビングに慣れてきて海中散歩が楽しくて仕方なかったのに、一気にその楽しみを奪い去ってった憎きドライスーツ。
そんな私に救いの手を差し伸べてくれたのは、前出のスーパー教え上手インストラクター、なかけんさんだ。
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どのインストラクターさんも事前に説明はしてくれるんだけど、私の水中脳みそスペックでは、軽く水に流れてしまう。
そもそも浅瀬になるとスーツ内の空気が膨張する→だから頻繁に空気を抜かなきゃならない、ということも改めて聞いて、そーいえばそーですね習いましたね!空気って面白いですね!というダメっぷりだ。
ダイブコンピューターををろくに見ていないため(笑)、浅瀬にきていることに気がつかなく、体が浮きはじめてからの対処になって手遅れになっている。
そこで、なかけんさんが付きっきりで浅瀬でレクチャーしてくれ、それを横で真似をしてみて、こんなにも頻繁に空気を抜かなきゃならないタイミングがあるということを、「初めて」頭で理解した。
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なかけんさんの説明が、それを理解し吸収させるための土台のメンタルケアから始まることも(その時は気がつかないけれど後になっていつもそうだったのだと思う)、なかけんさんに会うたびレベルアップするポイントなのだろう。
そうして、次に行ったポイントでは憎きドライスーツに振り回されることなく、海底で遊び倒してくることができたのである。
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