意外とネットで多く調べられているのが、ダイビングの時に髪型はどうすればいいの?という問題である。
実は私自身「ダイビングの時の髪型」について深刻な悩みを抱えているので、ここでシェアしたいと思う。
スキューバ女子の何かの参考になれば幸いだ。
◇
私の悩みとは、海から上がった瞬間に「この世のものとは思えない髪型」になっている、ということだ。
ボートダイビングでは同じボートに何人も乗合いすることになるが、海から上がってきたら髪型がゾンビになっている姿を人様にさらすのは、とても心が痛む。
だが海は非情にも、私のヘアスタイルをいつも不測の事態に陥らせる。
私の髪質のせいなのか、海水で濡れると「中途半端にダイエースプレーを使用した髪型」のようになる。
それを避けたいがために髪がさほど長くないが後ろに一つで結わえていたときは、いつの間にか髪ゴムを海中で紛失してしまい、エクジットした時にはミノカサゴみたいになってしまっていた。
※海の中で揉まれていると、陸の上での想像を超えた結果になる、ということだけは認識していただいた方がいい。
短いのに無理して後ろで縛っていると、いつの間にかゴムがほどけてなくなっていることは割と多くあった。

はたまた長めの前髪を少し残して後ろでしばっていた時は、その前髪がベッタリと顔に張り付き、それはそれで見るに堪えない。
怨念たっぷりな前髪クネ子が海から這い上がってくるという、と新手の心霊現象を起こしてしまう。
要は、私は他の女性よりもはるかに高ゾンビ率なのだ。
【補足説明・・怨念たっぷりな前髪クネ子とは?】
私は陸の上では、デキる女風の長めの前髪を残して後ろで縛っていることが多い。
しかしそれは、海中で記念写真を撮るとこういう結果になる。
これでは、サザエさんの家の「波平」と呼ばれてしまっても仕方がない。
しかも、写真をアップしたら逆さになってしまい、意味がわからなくて更に怖い 笑

他の女性達は、海から上がってきてもスキッとしているのは何故なんだろう。
海に潜る直前に頭のてっぺんに可愛くおだんごをくるくるっと作って、海から上がっても全くおだんごが崩れていない美人インストラクターさんを知っているが、何か特別なワザでも使っているのだろうかと不思議に思う。
これはダイビングのスキルアップと同様に、私の永遠の課題となっている。
◇
ところで、髪型によってはマスクの装着にも影響がでてくる。
マスク装着時に髪の毛のからまりを避けるために、このようなマスクストラップカバーを使っている女性は多いと思う。
(海中で後ろから見て誰なのか判別しやすいので、バディのためにもゼヒ!)
↓これは私が使っているもので、安いしカワイイのでgood^^
Hele i Waho(ヘレイワホ) 【 マスクストラップカバー 】Hele i Waho/ヘレイワホマスクストラップカバー ダイビングやシュノーケリング・スキンダイビングでのマスクをもっと快適に
このマスクストラップ下に髪の結び目がきてしまった時があって、しかも面倒でマスクのストラップの長さを調整しないでいたら、顔がマスクで圧迫されて恐ろしくキツネ目の女のまま潜水することになる(笑)
顔のリフトアップになるなら率先してそうするのだが、きっと世の中そうは上手くできていないだろうから、注意したいところだ。
◇
余談だが、先日マスクを買い替えた。
なんでもオーダーメイドでスカート部が顔の形にあったものになる=マスク内に海水が入らない!=快適に潜れる、というセールストークだったため、飛びついて買ってしまった。
が、機能性を重視した商品のため、見た目は二の次三の次なのは否めない。
そして自分が写った海中の写真を見て、絶句した。


まるで海を舞台にした物語の、安っぽいアンチヒーローみたいになってしまっている。
コブダイも悪の使者に見えてくる。
髪型以前に、これではいけないと感じた瞬間だった。

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