旅ログ

【仁義なき戦い】ダイビング中毒同士の頂上決戦


先日、相方が一人沖縄ダイビング旅行から帰ってきた。

日焼けしすぎて、チョコボールみたいになっていた。
都心で働く社会人として、人をおちょくっているような黒さで帰ってきた。



ここ最近の相方は、ネジが外れたように、近郊の海でセルフダイビングに通っていた。

朝から近郊の海に潜ってそのあと都心に戻って出社し、エクストリーム出社!とか言って喜びながら。

もはや正気の沙汰ではない気がしていた。

透明度3mくらいの海で潜って何が楽しいのかわからないけれど、セルフで本数稼ぎして何か目指すことがあるのだろう、と私は冷ややかな目で見ていた。
 


そんなある日。
相方が発した一言で状況が一変した。


「休みがとれたから沖縄行ってこようと思うんだけど、どう?」


 
・・え?


おおおお沖縄??
 



その辺の海で相方が勝手に潜ってる分には、私としても羨ましくもなんともないが、沖縄ですと?
 
それは聞き捨てならない。



 
 
相方のセリフには、「沖縄一緒に旅行しようよ」というニュアンスを感じるかもしれない。

しかしそれはただの上っ面でしかないのだ。

どうせアナタ休み取れないだろうけれど、とりあえずお伺いは立てたし体裁は整えましたよ?という、相方の形骸的な表現方法だ。

日程は、週末にかすりもしない平日ど真ん中3泊4日。
土日休みの会社員の私には、到底無理な日程だった。


 
相方は私が一人で週末に初島へ行くと決めた時、自分と一緒に行けるかどうか相談もなく先に予約するなんてさ、とブツブツ文句を言っていた。

きっとこの日は相手は休みじゃないだろうという暗黙の了解はお互いあるはずなのに、カタチだけの体裁をちょっと整えただけで、まるで鬼の首をとったかのようなこの態度。

 
挙げ句の果てに、その行き先が沖縄かよ。

 
相方は私が行かないことをいいことに、上級者向けのポイントであるUSSエモンズや粟国島を攻めようとウハウハな様子だった。 

USSエモンズ:第二次世界大戦で沈没した米軍掃海艇駆逐艦で、沖縄最大級の沈没船と言われている。浅いところで水深35m、そして流れもあるため、上級者向けまたは経験本数制限のあるポイント。

粟国島(あぐにじま):大物や回遊魚天国と言われているポイント。ギンガメアジのトルネードが有名。流れが強くドリフトダイビング経験者向け。

 
 
それより前に相方は、平日のセルフダイビングのバディ募集をしており、平日にサイトで知り合った女性と二人でダイビングに行く約束を取り付けていた。

えーとそれはバディ募集と称した出会い系なの?と私に嫌味を言われていた矢先に、この沖縄行きだ。

 
 
なんてヤツだ。
私はこんな男を人生のバディと言っていたのか?

 

 
気持ちが落ち着いて冷静になった頃。
ダイビングの神様が、私に素敵なアイディアをくれた。


相方が沖縄なら、私は北海道というのはどうだろう。

相方が潜ったことがない北海道、攻めてやろうじゃないの。

 
そう決めた。
当然、相方の仕事が入っているであろう土日になっちゃうけどね。

 
「有給も使って北海道の積丹で潜ろうと思うんだけど、どう?」

 
はい、一応アナタも誘ってますよ?
ま、無理ならいいっすよ。


 
今ならわかる。

相方も私、二人に共通して言えること。
それは「ダイビングのこととなると見境も大人げも無くなる」ということだ。

私たちは本当に救いようもない位のダイビング中毒患者なんだろう。


 
沖縄から帰ってきた相方はたくさんお土産を買ってきてくれたので、とりあえず私の気持ちは落ち着いている。


 

その中で、この「怒りのゴマモンガラTシャツ」がツボだった。

ゴマモンガラを見ると震えあがって、近くにいる人にコバンザメのようにひっついてうざったがれる次男へ差し上げた。

ゴマモンガラ:繁殖期になると凶暴に。噛みつかれるとケガします。
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