何気にインスタをみてみると、いつも思うのだけれど、海外のスキューバ女子達が、とにかくカッコよすぎて惚れる。
もうこの人たち、絶対海の中に魚とか見に行ってない。
ゴーストバスターズみたいなことが、これから起きるんだろう。
なんでこんなにカッコイイのかって考えると、ウエットスーツを着ないで、三角ビキニにそのまま装備を背負っているのから、このなんというか、装備の無機質感が、肌を更に強調しているのだろうかとか、妄想が始まってしまう。
そしてこんなに腕やら脚をさらけ出して、あちこち傷つかないの?とか。
(ちゃんと中性浮力保っていれば、あちこちぶつけることもそうそうないと思われるので、大丈夫なのでしょう。自分を基準に考えちゃいけない。)
全くもって余談だが、私は何故だか海から上がってくると、気持ち悪い海藻が絡みついていてギョッとしたり、へんなエビとかカニみたいな生物をひっつけて上がってきたりする(笑)
髪の毛もゾンビだし、鼻水は出るし、マスクの跡はいつまでも消えないし、一人の時だってここまでの格好にはならんわ、くらいのスタイルになってしまうから、なんかもうこのカッコイイ女性達への適切な賞賛の言葉が思いつかない。
なんというか、バービー人形をごっついスキューバダイビング仕様に着せ替えた感じ。
こんな器材を持っていたら、どれだけ海中でバランスが崩れるのだろうか、と思うくらいだが、とにかく女性でも筋力が全然違う。
海外で会った女性ダイバー達は、とにかくタンクを背負ってからの動きが軽快だった。
海からタラップ上がってくるのも、ボートの上を歩くのも、タンクなんか最初から背負っていないみたいに、なんでもサクサクと動きが速すぎて、自分のバグってる具合が笑えてくる。
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で、何故この「カッコイイ」というのに過敏に反応してしまうかというと、「カッコイイ」こそ、女性が年齢を重ねるほど追求したいワードじゃないかと思うからだ。
もう、カワイイでもなく、美しいでもなく、目指すはカッコイイ、 しか選択肢が残っていない、というのが実情でもあるのだけれど(笑)
でありながら、年齢を重ねてからの「カッコイイ」評価は、難易度がUPする。
イケメンだからカッコイイ、のようにイコールで繋がらず、【 ○○なのに 】カッコイイ、みたいに、逆説的な条件が付随してしまう。
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私は何がどう転んでも、スキューバダイビングというカテゴリの中で「カッコイイ」を目指すことは不可能だ。
けれど、不器用ながらも、年齢に逆行しながらも、ダイビングが私を形成する大きな要素のひとつであり続けたいし、下手くそなダイビングをしていても「カッコイイ」自分を目指したいと思う。
周りなんか、この際どうでもいい。
「 自分ってちょっとイケてる」って思える勘違いのナルシストくらいが、男も女も人生楽に生きていく秘訣なのは間違いない(笑)
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