いろいろ

「親禿(ハゲ好き)派」の私に起きた、安全停止中の悪意ある出来事。

画像:「ほぼ日手帳」のおまけより 「らくがきしたくなる肖像画」に落書き。

昔、超美人で元CAだった友人が自分の恋人の条件として、「やっぱり、お御髪(みぐし)の薄い方はご遠慮いただきたいわ。」と言っていたことがある。

なるほど。CAさんの間では、ハゲた男性のことをそう呼ぶの?

当時の私にとって、それはかなりインパクトの強い表現だったのでよく覚えている。

しかしダイビングの安全停止中に、まさかその友人の名言を反芻することとなるとは思わなかった。

誤解のない様に言っておくが、私は決して髪の薄い方が嫌いではない。
むしろ、「親禿派(ハゲ好き)」といえる。

欧米では「ハゲはセクシー」と言われているが、私はまさにその通りだと思っている。

男性ホルモン溢れる男性の象徴であり、建築現場で仕事中、髪が薄いであろう且つ肉体派の親方なんかが黙々と作業をしていると、香り立つ男の色気を感じる。

工事用ヘルメットなんて、すぐさま奪い取りたい衝動に駆られる。

余談だが、そういう男性にはぜひ金の喜平ネックレスに重ね付けしたパワーストーン(タイガーアイ+水晶)のブレスレットを装着していて欲しい。

アババイのCMのシャチョーさんを地で行くような、様々な現場で働く肉体派の髪の薄い男性だけに許されるアイテムだと思っている。

が、建築現場から海へと舞台が変わると、話が違った。

ホバリングがまだ怪しい私はエグジット前にロープにつかまり、一緒のグループの女性と3分間の安全停止をしていた時のことだ。

ロープにつかまりながら、ゆらゆらとなんとなく足を動かしていたらフィン先が何か固いものに当たった衝撃が伝わってきた。

ん?と思って下を見ると、そこには男性の頭があった。

フードも髪の毛も、何も皮膚を保護するものはない状況だった。

「す、すいません!!」と、思わず声がでかかったが、
ボコボコと泡となり彼には届かなかった。

固いフィン先が頭にあたり、さぞかし痛かったのではないだろうか。

ぜひ安全のためにヘルメットを装着して欲しいと思った。

そしてその頭は、ずんずんと私たちのいる場所へ上がってくる。
私のフィン先が原因の傷は見当たらない。ああ良かった。

そんな事を確認できるまで頭が迫ってきた。ん・・・?

てか、もういい。もういいよ!!
おじさんストップ!!

もはや間近に迫る禿げ頭しか目に入らない。
どこからどうみても、悪意のある構図しか視界に入ってこない。

「お御髪が薄い方はご遠慮・・・」
ふと、脳裏に字幕となってでてきた。

この写真がその時の様子を物語っている。

そのうち禿げ頭だけでなく、おじさん達にぐるりと取り囲まれた。
もう身動きが取れない状況だった。

あのー、この見た目ベテラン感あふれる人たちは、ロープつかまんなきゃダメなの?見かけ倒しなの・・・?

おじさんだって初心者かもしれないし、人を見かけで判断してはいけないのだが・・・

水深5mの位置は皆同じなのだから仕方がない。
だが今回は3分が耐えられないほど長く感じた。

↑こんな状況。この中に埋もれている私たち・・・

おじさんに囲まれて視線のやり場に困ってしまい、ひたすらダイブコンピューターをガン見して気を紛らわす。

そして先に安全停止を終えた私たちは、逃げるように一目散にボートへと向かった。

その時のログブックには、魚の名前など何もない。
人間の頭の図しか書かれていない。

これは安全停止でホバリングできるようになれ、という神からのお達しなのだろうか。
いや、きっとそうなんだろう。

思わぬところで次の目標が定まってしまった。

★あわせて読みたい(後日談→まさかの彼との再会)

【ホバリングの神】との奇跡的な再会に、感慨深くなった。


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