→セブ島オスロブ ジンベイザメポイントでダイビング!ーその1 の続き
海へ飛び込んだ後、潜行ロープをつかみゆっくりと降りていく。
あれ?あんまり透明度良くないんだな・・・
勝手に「セブ=透明度バツグンの海」をイメージしていたのだが、感覚で8~10m前後といったところだろう。
◇
よくよく周りを見渡すと、ゲスト5人に対して同じくらいの数のスタッフが周りを囲むように泳いでいた。
そのチームでジンベイザメを目がけて泳いで行って、10分~15分くらいしたころだろうか。
深度10m前後の、比較的浅いポイントだった。
インストラクターの一人が、海面を見ろと指をさした。
ん・・・?
うわっ!! でかっ!!!!
悠々と泳いでいるジンベイザメが見えた。1匹だけじゃない。2~3匹か。
うぉぉぉ・・
こんなに大きいんだ・・・・
しばし呆然と見入ったあとに、わらわらとカメラの操作を急ぐ。
この瞬間を逃してはなるまい・・・
そうこうしているうちに、姿が見えなくなった。
また数分すると、また巨体が見えてくる。
あんな大きな体がどこから現れてくるのか不思議な感覚で、しばらく悠々と泳いではどこかに消えていく。
なんどか現れては消えていく、それを見入っているうちに、なんとなくジンベイザメとの距離が近くなってしまう時があり、そうするとスタッフにもう少し下へ下がるように、と指示をうける。
ジンベイザメは割と海面に近い場所を泳いでいる。
が、ダイバーは常に下から見上げる位置にいなきゃならないのだ。
あれ!
これって、シュノーケルの方が良くね?!
海底で珍しく、私の思考が働いた。
透明度があまり良くないのと位置関係で大半が魚影しか見えなく、ジンベイザメの水玉模様があんまり見えないーーー!!
とはいえ、ジンベイザメのスケールの大きさはしっかり堪能しつつ、他のお魚達も見ながら、元のコースを戻りボートに戻った。
◇
さぞかしシュノーケルの人たちは興奮冷めやらぬ様子だろう、と思っていたが、先にボートに戻っていたシュノーケルチームは皆、なぜか無言で放心状態になっていた。
ダイバーが戻るのに待ちくたびれたのか、ジンベイザメに圧倒されすぎて無の状態になってしまったのかは知らないが、
ジンベイ上から見たんでしょ?
なんで君たちそんななの?
何かあった?
とは聞く勇気もなく、そのままボートは次のポイントへ向かった。
◇
インストラクターさんに話を聞いたところ、それでも今回は透明度も良い方で個体数もたくさんいたらしい。
条件が悪い時には、ジンベイザメの尾びれしか見えない時もあるという。
そうかー。ならラッキーだ!!良しとしよう!!
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