前回の続き
次の日の試験2日目の最終日。
そして、試験の内容はまたしてもほぼほぼ記憶にない(笑)
それだけ必死だった、ということにしておこう。
「可」もなく、ひどい「不可」もなく、なんとか合格をいただくことができた。
まじか(笑)
◇
そしてダイバーとして、一番最初となるファンダイビングが用意されていた。
ピティ湾のボムホールという、海中展望塔のまわりをぐるっと潜るポイントだ。
もちろん、その展望塔には海中を見ているお客さんがいて、ダイバーの私たちはお魚と一緒に見られている状態。
はい、ヘタクソですいません・・・(笑)
◇
私は当然、キレイでカラフルなお魚たちを見入るほどの余裕もない。
海中で迷子にならないよう、皆についていくのに必死だった。
そんな私でも気が付いた。大きな何かがすぐ横をすい~っと通り過ぎていく。
わっ!!ウミガメだ!!! 大きい・・・・・
ウミガメは、人生を悟ったような表情をしていた。
「あんたら頑張ってたから、ちょっと来てやったよ」
5人いたグループの全員の横をぐるっと、まるで挨拶をするかのように泳いで消えていった。
しばし呆然。感動・・・
この感動が忘れられなくて、その後ダイビングにハマることになった(笑)
この記事へのコメントはありません。