永遠の初心者ダイバー

レスキュー・ダイバーって、偉大だな。

photo by KENJI instagram

 

 

先日の、【驚愕】ダイバーならではの誕生日プレゼントをいただいた。の記事の後、相方ケンジがこのリンク記事を送ってきた。

 

このリンクに、オーストラリアのでハネムーン中に実際に起きたスキューバダイビング殺人事件が掲載されているのだが、その時の実際の写真が見れば見るほど空恐ろしい。

 

猛スピードで救助に向かうダイバーと対照的に、呆然と残圧計とオクトを手にしている男性。
これは海底に沈んでいる女性の夫なのだろうか。

 

目の前で人が沈んでいるのに、何故自分の残圧?
そのオクトは、何に使うもの?

 

この一枚の写真で、全てが物語られているようだ。

 

 

結局この事件は、証拠不十分で無罪という結末になっているので殺意云々については触れないが、この夫がレスキュー・ダイバーの資格を持っていたはずなのに、もがき苦しむバディ(妻)に適切な処置をせず放置し、他人に助けを求めにいった責任を追及されているという点が非常に気になる。

 

レスキュー・ダイバーという資格は、さほど経験を重ねていないダイバーでも数日程度で取得できてしまう。
だがそれに付随してくる役割や責任が、資格取得の気軽さと全く比例しないと感じた。

 

自分が一時期資格コレクターだった過去があり、あれもこれもと手を出したことがあった。
だがダイビングの資格に関しては、全くその気にならない。

 

 

このブログでよく出てくる、「スーパー教え上手」インストラクターのなかけんさん語録のひとつ。

 

「レスキュー・ダイバーは、さっさと自分だけ準備が終わってしまってはダメなんですよ。
他の人が、早くしなきゃって焦っちゃうでしょ?」

 

これにえらく感動した私であった。
なんと素晴らしいホスピタリティ。

 

私は「落ち着けー。落ち着け!」といつだって自分をなだめるのが必死なダメダイバーだから、人より1秒でも早く準備が終わってさっさと自分の殻に閉じこもっていたかった。

 

そんな私に「大丈夫、ありおなさん。ゆっくりで大丈夫だよ。」といつも声をかけていただき、私は唇の端をわずかに上げるので精いっぱいだったのだが、実際その一言でかなり救われていたことが今ならわかる。

 

 

私はいつも、「海の中で皆の足をひっぱらないように!余計な手間暇かけないように!」と鼻息を荒く挑んでいたが、実は陸の上からだいぶレスキュー・ダイバーのお世話になっていたようだ。

 

レスキュー・ダイバーは、海の中での救急救命や処置というスキルの他に、それを未然に防ぐ為のチェック、メンタルや雰囲気づくりというのも重要な任務であることを、実際にレスキュー・ダイバー・コースを学んだ相方ケンジから聞いたのだが、目からウロコだった。

 

万が一今後、自分のスキルに自信がでてくることがあったとしたら、社会貢献とか世界を愛で包むという位大きな志でレスキュー・ダイバーの取得を目指してみてもいいかもしれないな、と思った。

 


にほんブログ村 マリンスポーツブログへ
にほんブログ村

 

「親禿(ハゲ好き)派」の私に起きた、安全停止中の悪意ある出来事。前のページ

【熱海・海底遺跡】仙人現る。ー その1次のページ

関連記事

  1. ダイビングログ

    海底で、四則計算をしてみた。【ディープ・スペシャルティ】その1

    相方は、レスキュー・ダイバー取得から更にマスター・スクーバ・ダイバーへ…

  2. 永遠の初心者ダイバー

    結局、自分のダイビング器材は、購入するべき?【他人から見たホンネ】

    この辺りの記事を検索してくる方が多いので、器材を買って1年半後の今、…

  3. 永遠の初心者ダイバー

    スキューバダイビングなんか絶対にやりたくない人の拒絶が、必死過ぎて凄かった件。

    先日、会社の男性(30代)が、語っていた。体験ダイビングをやろうと奥…

  4. ダイビングログ

    【克服!残圧恐怖症】それまでの道のりを書いてみた。

    永遠のダイビング初心者、というのが自己紹介だった私も、経験本数だけは…

  5. ダイビングログ

    【館山・西川名】ちょっと潮の流れに立ち向かってみた。

    南房総2日目は、館山・西川名へ向かった。また例によって私が説明…

  6. 旅ログ

    初めてのスキューバダイビング ー AOW取得へ・その1【学科の勉強で思わぬ敵が現れる】

    永遠のダメダイバーである私が、AOW(アドバンス・オープン・ウォーター…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. ダイビング女子

    ダイビングは、オンナがつい惚れてしまう、最高にカッコいい趣味なのだろうか?
  2. ダイビングログ

    水圧実験・海底で北海道クリームシチューと記念写真【ディープ・スペシャルティ】その…
  3. 永遠の初心者ダイバー

    ダイビングの功績 ー 取り柄がなくてもいいじゃないか。
  4. 旅ログ

    セブ マクタン島・ダイバーのためのホテル Kontiki Marina …
  5. ダイビングログ

    【残圧恐怖症、克服】エアの減りが早すぎるのを改善させる!
PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。