いろいろ

自分が、ついに『自称リゾートダイバー』になってしまった日。

 
最近このブログの更新が滞っていたのには、明確な理由がある。

それは自分が、『ダイビングが人並み程度に出来るようになってしまった』という少々恐れていた事態が起きたからである。

私のダイビングライフに関して、自虐ネタを皆様に披露できないのであれば、このブログの存在価値などゼロに等しいと思っている。

そして、一緒のタイミングでオープンウォーターのライセンスを取得したはずの相方とも、気がつくと方向性が大きくズレてしまっていたことも大きい。


相方は、仕事以外の時間なら、味噌汁みたいな海でも潜っていたい程のバカがつくほどのダイビング狂であるが、今の私はその感覚が全く理解できないでいる。

いや、かつての私は、自分のスキル上達のためならどこの海なぞ問わない、いや、むしろ「透明度が悪い海なんか、嫌」なんて、私なんかには言う資格はないと思っていた。

 
しかし本数を重ねるにつれて、どこそこの海に行くなら美味しいものも食べないとイヤだ、旅行にいくならダイビングだけではなくゆったりする時間も欲しいし違うこともしたいと、感じるようになってきた。

 
※ 旅行時の過ごし方としては、それって当たり前の感覚だと思うが、それすらもいちいち自分に許容しなくてはならない位に、当時はストイックになっていたようだ。

 
どんな海であろうともこの私を受け入れてもらえるならばと、粛々と一礼して潜らせていただいていたあの頃の私は、いつの間にかいなくなってしまった。

これは、まさかの。
ついに私もリゾートダイバー宣言なのであろうか。

もしやこれは、私が口にするのもはばかられる、自称リゾートダイバーなる領域なのであろうか?

まだ初心者だった頃は、リゾートダイバーとは、同じダイバーの中でも上位のステイタスのような気がしていた。

『え〜、ダイビングするなら沖縄とかじゃないとやだ〜』なんて言っているリゾートダイバーは、技術はもちろんのこと経済的にも余裕のある人種だから許されるのであろうと勝手に思っていた。

 
リゾートダイバーというものは、機材のセッティングなんてチップを払ってスタッフにやってもらっている間に優雅に日焼け止めを塗りたくっているような人達であり、綺麗な海だけを選り好みする自由気ままな人たちの総称だろう。


世の中そんなワガママがまかり通っていいのであれば、それはもうダイバーという括りの中でも特権階級ではなかろうか。
中学校の社会の教科書で見た、あのピラミッド型のテッペンなヤツだ。


けして裕福な家庭でのびのびと育てられたのではない幼少時代からの思考回路に加えて、下手くそだった時の海での修行があまりに辛すぎたのも影響して、そんな歪んでおかしな認識を持ってしまっていた。

そして、思い出すこと今年の5月。
数ヶ月前、お互い仕事に煮詰まっていた時期に、盲目的にエクスペディアでポチってしまった旅行の時期が本当にやってきてしまった。

 
場所はタイのプーケット。
えーと、地図だとどこだかわかりませんが。

 
旅行の時期は9月から10月にかけての、まさに台風の到来シーズン。
ちなみに昨年はグアムで同じ時期にダイビング旅行をして、散々台風に翻弄されて、希望のポイントはほぼ潜れなかった経験がある。


だからこそ、なんだかよくわからないけれど、そんな時期でも絶対に台風が来ないエリア、ということで選んだというタイのプーケットだった。

そしてこの時期のプーケットは雨季に当たるらしく、ハイシーズンよりもお安い料金設定だったと思う。


お互い仕事に振り回され、何が何だかわからず久しぶりの海外旅行という高揚感もないままに、荷物のパッキングも出来ずに前日を迎えてしまった。


(つづく)

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