→ 館山シャークスクランブルで、サメと戯れるーその1【人生初・サメとエイと揉みくちゃになってみる】の続き
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館山シャークスクランブルでお世話になったダイビングショップはココ
こちらの店長さんが地元の漁師さんとの交渉を経て、漁場を荒らしていたサメ(主にドチザメ)に餌付けを行うことにより、漁師さんもダイバーも両者win-winの関係を築くことに成功したポイントらしい。そして今やダイビングの有名スポットだ。
説明によるとサメの遭遇率は99%程度(笑)。
エサを持たされると、とにかく揉みくちゃにされるほどサメに体当たりされる。
エサの魚が食べられて無くなっても、グローブに匂いが付いているのでしばらくはちょーだい!ちょーだい!ちょーだい!の嵐だ。
ダイバーが少なくなった方がサメ達は動きがいい様で、ボートが貸切状態だった3DIVE目は圧巻のシャークタワー(サメが餌を求めてトルネード状に集まる)も見れた。
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そして更に面白いと思ったのが、マリオという名前をつけられた、最近縄張り争いに負けてしまい体が傷だらけだったオスのクエだ。
マリオはダイバー達によく慣れていて人気者だったそうだが、追いやられた先の領域でまるで魚とは思えないほど敗北感丸出しで漂っていて、見ていてこちらが切なくなる程だった。
そして今回は会えなかったけど、勝者のジャイアンは餌の豊富な領域でメスを侍らせてブイブイ言わせているらしい。
あぁ、お魚にも生き様があるのだなあ・・・
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そのように、ショップの方達が判別しやすい魚に名前をつけていてストーリーを語ってくれるのだけど、それがまたとっても興味深い。
また違う時期に行っても、そのキャラ達がどうなっているのかが楽しみだ。
ショップ自体も皆さんが志を持って楽しくお仕事しているのだなあ、と思える非常に居心地の良い雰囲気のショップだ。
また刺激を求めて足を運んでみたいと思う。
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