ダイビングログ

【克服!残圧恐怖症】それまでの道のりを書いてみた。

永遠のダイビング初心者、というのが自己紹介だった私も、経験本数だけは100本を超えて、本数だけいうなら初心者、ではなくなってしまった。

さすがに、もう海中でどうしていいのかわからなくて意味不明な行動をしたり、ボートからのエントリーが怖くて人知れず、水に濡れた猫のように貧相に震えていたり、ということはなくなった。

だが、いつまでたってもエアの持ちが悪い、という課題は残したままきていたのだが、ようやく先日のダイビングで、ああ、これでようやく人並みになったかも、というのを実感した。

おそらく他の人ならば、なんの問題もないことのはずなのに、かなり長い道のりをかけながらやっと安全地帯へ到達したのかもしれない。

けれどごく少数派ながら、そんな悩みを抱えている初心者ダイバーの為に、今思うことを書いていこうと思う。

体格も肺活量も普通サイズ、
特別バタバタと海中で動く方でもない。

自他共にそういう認識なのに、なぜいつもエアの持ちが悪いのか?



自分の体感での答えなのだが、これには原因が大きく2つあったと思う。
(あくまで参考程度にお願いします!)

とにかく残圧の数字を気にしすぎ

 
そもそも何のために海に潜るのか?
残圧でいい結果を残すためじゃないはずだ。テストの点じゃないのだから。


海の中でタンクの中の空気を吸うことは「海の中を楽しむ」ための一つの手段でしかないはずなのに、何を一体そこまで神経質になっていたのかと思う。

ただ、

 
残圧が少なくなる → 一緒に潜っている他のダイバーの貴重な時間を奪うかもしれない

 
そう思えば思うほどに悪循環になっていた。

私の場合、大きく残圧の数字を減らしていたのは、8割方「不安な気持ち」だと思っている。

ちょっとした恐怖心で頭の中がグルグルしてしまうと、脳がエアをどんどん消費してしまう。

ある一時から「残圧は気にしない」と決めてから、急に状況が改善してきた。
残圧をチェックしてください、という合図があるまで、残圧計は見ないようにした。(万人にはオススメしません)

すると目に見えて残圧は改善していき、自分の脳みそが「エコとは無縁」な存在だった、というのを痛感したのである。

浮力調整やウエイト管理がヘタだった

 
 
ドロップオフでない限り、深い場所に沈んでしまう心配はあまりない。
だが、急浮上してしまうのは減圧症のイメージがあって怖い。

だからなのか、BCへ空気を入れるのを無意識にためらっていて、その分を自分の呼吸でカバーしようとしていたのだと思う。

だから無理な呼吸を繰り返していたのだろう。 


それに薄々気が付いていて「怖いのはさておき、自分の体が楽だと感じるくらいに」BCに空気を入れるようにしてからは、格段に体の負担がなくなってきた。

「怖い」と思う気持ちと体のホンネの違いに気が付いて、それらを分離するのは、とても至難の技だ。

多分こんなの、もともと泳げない人ならでは、の悩みだろうだけれど。

でも時々耳に入る、ベテランダイバーの海難事故のニュースを聞くと、「怖い」という感覚も実はとても大切であるんだな、全部無くしちゃいけない、と思う。

あと同様に、本当に適正なウエイトを知ろうとしなかったことも大きい。
呼吸で浮力をコントロールできることに自信がなかったから、ウエイトに頼っていた、というのは大きい。

乱暴な言い方だけど、人様(他のダイバー)に迷惑をかけない範囲ならば、ぶっちゃけ残圧なんてどうでもいいのだ。
それはただの数字の羅列でしかないのだから。

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